Pancake Stack › Pancake Stack マニュアル
サイトを公開する
一時的なリンクで誰にでもサイトを見せる、Cloudflare 経由で自分のドメインに公開する、Mac から直接配信する。どの方法でも、1 つのスイッチですべてをインターネットから外せます。

8.1外部アクセス:インターネット用のスイッチ
ツールバーの地球のボタンが外部アクセスです。Mac の外に何かを出すかどうかを決めます:
- オフライン:ほかの設定にかかわらず、サイトを開けるのはこの Mac だけです。何も公開されません。
- オンライン:オンラインペインでオンラインにしたサイトが公開されます。
外部アクセスをオフにすると、すぐに切れます。トンネルが閉じ、ルータのポートマッピングが削除され、DDNS の更新が止まります。設定はすべて残るので、オンに戻せばすべて元どおりです。このスイッチは、メニューバーのアイコン、ウィジェット、ショートカット(Siri には英語で “Take my Pancake sites offline”)にもあります。
外部アクセスは緊急停止ボタンとして使えます。どんな設定にしていても、1 回のクリックですべてのサイトが非公開に戻ります。
サイトが公開されるのは、次の 3 つがすべてそろったときだけです:サイトがオンラインになっている、外部アクセスがオン、サーバが動いている。足りないものがあれば、オンラインペインに表示されます。
8.2一時的なテストリンク
人にサイトを見せるいちばん手軽な方法です。アカウントは要りません。
- オンラインペインを開き、サイトをオンラインにします。
- 外部アクセスがオンで、サーバが動いていることを確認します。
- 20 秒ほどすると、カードに
https://random-words.trycloudflare.comのようなアドレスが、開く、コピー、確認、QR コードとともに表示されます。
このリンクはテスト用です。再起動するたびに変わり、サイトがオンラインで Pancake が動いている間だけ使えます。確認は、インターネットからリンクに応答があるかを 1 回テストします。
8.3Cloudflare 経由で自分のドメインに
Pancake は Cloudflare Tunnel でサイトを配信します。ルータの設定は不要で、どのネットワークの内側からでも動き、自宅のアドレスも公開されません。ドメインは Cloudflare で管理している必要がありますが、無料プランでかまいません。
- オンラインペインのサイトのカードで、自分のドメインを使うの横の設定…をクリックします。
- 初回は Cloudflare に接続します。Cloudflare を開く…をクリックすると、ほとんどの権限が入力済みの状態で Cloudflare のトークンのページが開きます。
- 権限の行を 1 つ追加します:Account › Cloudflare Tunnel › Edit。トークンを作成してコピーします。
- Cloudflare API トークンに貼り付けて、接続をクリックします。トークンはキーチェーンに保存されます。
- サブドメイン(
wwwなど。ドメインそのものを使うなら空欄)を入力し、ドメインを選びます。使われるアドレスが表示されます。 - 使うをクリックします。Pancake がこの Mac のトンネル(初回のみ)と、名前をトンネルに向ける DNS レコードを作ります。
サイトがオンラインになると、カードにアドレスが開くと QR コードとともに表示されます。HTTPS の証明書は Cloudflare が用意します。
まだ Cloudflare にドメインがない場合は、cloudflare.com で登録してドメインを追加します。Cloudflare が、レジストラで設定する 2 つのネームサーバを表示します。そのあと Pancake で更新をクリックしてください。同じ名前の既存の DNS レコードは、CNAME でなければそのまま残します。
設定 ▸ Cloudflareには、ドメインと、それを使っているサイトが表示されます。切断…では、Pancake の DNS レコードとトンネルを Cloudflare から削除するか、残すかを選べます。
8.4同時に公開できるサイト数
| ShortStack | TallStack | FullStack | |
|---|---|---|---|
| 同時に公開できるサイト | 1 | 10 | 無制限 |
| Cloudflare と Route 53 のドメイン | 1 | 10 | 無制限 |
| DDNS の名前 | 1 | 10 | 無制限 |
テストリンクと自分のドメインは合わせて数えます。数は同じ iCloud にサインインしているすべての Mac で合算します。ある Mac が ShortStack のサイトを公開している間は、別の Mac で 2 つ目を公開できません(Pancake を終了した Mac やオフラインになった Mac は数えません)。どの Mac が枠を使っているかはオンラインペインに表示されます。iCloud を使わない場合は、Mac ごとの上限になります。
下位のプランに変えた場合、上限を超えたサイトはオンラインのスイッチを保ったまま、アップグレードするかほかのサイトをオフにするまで公開されません。
8.5ちゃんと動いているか
外部アクセスがオンの間、Pancake はこの Mac から配信している各サイト(ドメインかテストリンク)を 5 分ごとに確認します。2 回続けて失敗すると macOS の通知(「blog にインターネットからアクセスできません」)が表示され、復旧したときにも通知されます。サイト名の横の点は、直近の結果を示します。FullStack では、同じ通知をスマートフォンにも送れます(プッシュ通知をご覧ください)。
8.6この Mac から直接
オンラインペインで「詳細」をオンにすると、この Mac から直接が使えます。トンネルを使わず、ルータがウェブのトラフィックを Mac に転送し、DNS の名前が自宅のアドレスに追従します。ほとんどの方には Cloudflare のトンネルをおすすめします。こちらは、自分の証明書を使い、仲介なしで配信したい場合の方法です。
- ルータのポート 80 と 443 を自動で開く(NAT-PMP / UPnP)をオンにするか、ルータで手動でポートを転送します。Pancake がインターネット上のアドレスと、作成したマッピングを表示します。
- 名前を追加をクリックし、サイトと DNS サービスを選んで、
blog.example.comやmyblog.duckdns.orgのような名前を入力します。 - サイトをオンラインにします。自宅のアドレスが変わるたびに、Pancake が名前のアドレスを更新します。
DNS サービス:Cloudflare DNS(Cloudflare 経由のプロキシでアドレスを隠すオプション付き)、Amazon Route 53、Duck DNS、No-IP、DNS-O-Matic、Dyn、easyDNS。Route 53 はデプロイ ▸ サーバを作成で保存した AWS のキーを使います。
Let's Encrypt の無料証明書
Let's Encrypt の HTTPS 証明書(無料)をオンにして利用規約(Subscriber Agreement)に同意し、名前の横の証明書を取得をクリックします。Cloudflare と Route 53 の名前は DNS で確認します。それ以外の名前では、ポート 80 を Mac に転送しておく必要があります。証明書は有効期限の 30 日前に自動で更新されます。
自分の証明書
購入した証明書、会社の証明書、Cloudflare のオリジン証明書を使う場合は、証明書をペースト…をクリックし、上の欄に証明書とそれに続く中間証明書を、下の欄に秘密鍵を、PEM テキストで貼り付けます(ファイルを選ぶこともできます)。Pancake は鍵が一致するかを確認して、名前、発行者、有効期限を表示し、対象の名前(ワイルドカードも含む)には Let's Encrypt の代わりにその証明書を使います。
パスワード付きの鍵や .pfx ファイルは、先に変換が必要です。たとえば openssl pkcs12 -in file.pfx -nodes を使います。
Mac から直接配信するサイトには、自宅のアドレスでアクセスできます。また、Mac を起動したまま、スリープさせないでおく必要があります。ソフトウェアを最新に保ち、必要のないときは外部アクセスをオフにしてください。