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Pancake Stack
章の一覧Pancake Stack マニュアル
はじめに
  1. 1Pancake へようこそ
  2. 2ウインドウの案内
  3. 3最初のサイト
サイトを作る
  1. 4サイトの操作
  2. 5ファイル、エディタ、デザイン
  3. 6サイトの取り込み
  4. 7データベース
共有と公開
  1. 8サイトを公開する
  2. 9自分のネットワークとローカル HTTPS
  3. 10サイトからのメール
  4. 11デプロイ
スタックの運用
  1. 12バックアップと保存ポイント
  2. 13サービス、タスク、ワーカ
  3. 14アシスタントと MCP
リファレンス
  1. 15設定、テンプレート、プラグイン
  2. 16プランとサブスクリプション
  3. 17困ったときは
  4. 18プライバシーとデータ

Pancake Stack › Pancake Stack マニュアル

お皿に盛る · 共有と公開

サイトを公開する

一時的なリンクで誰にでもサイトを見せる、Cloudflare 経由で自分のドメインに公開する、Mac から直接配信する。どの方法でも、1 つのスイッチですべてをインターネットから外せます。

オンラインペイン:上に「自分のネットワーク」、その下にサイトごとのカードがあり、オンラインのスイッチと「自分のドメインを使う」が並びます。
図 8.1オンラインペイン:上に「自分のネットワーク」、その下にサイトごとのカードがあり、オンラインのスイッチと「自分のドメインを使う」が並びます。

8.1外部アクセス:インターネット用のスイッチ

ツールバーの地球のボタンが外部アクセスです。Mac の外に何かを出すかどうかを決めます:

外部アクセスをオフにすると、すぐに切れます。トンネルが閉じ、ルータのポートマッピングが削除され、DDNS の更新が止まります。設定はすべて残るので、オンに戻せばすべて元どおりです。このスイッチは、メニューバーのアイコン、ウィジェット、ショートカット(Siri には英語で “Take my Pancake sites offline”)にもあります。

ヒント

外部アクセスは緊急停止ボタンとして使えます。どんな設定にしていても、1 回のクリックですべてのサイトが非公開に戻ります。

サイトが公開されるのは、次の 3 つがすべてそろったときだけです:サイトがオンラインになっている、外部アクセスがオン、サーバが動いている。足りないものがあれば、オンラインペインに表示されます。

人にサイトを見せるいちばん手軽な方法です。アカウントは要りません。

  1. オンラインペインを開き、サイトをオンラインにします。
  2. 外部アクセスがオンで、サーバが動いていることを確認します。
  3. 20 秒ほどすると、カードに https://random-words.trycloudflare.com のようなアドレスが、開く、コピー、確認、QR コードとともに表示されます。

このリンクはテスト用です。再起動するたびに変わり、サイトがオンラインで Pancake が動いている間だけ使えます。確認は、インターネットからリンクに応答があるかを 1 回テストします。

8.3Cloudflare 経由で自分のドメインに

Pancake は Cloudflare Tunnel でサイトを配信します。ルータの設定は不要で、どのネットワークの内側からでも動き、自宅のアドレスも公開されません。ドメインは Cloudflare で管理している必要がありますが、無料プランでかまいません。

  1. オンラインペインのサイトのカードで、自分のドメインを使うの横の設定…をクリックします。
  2. 初回は Cloudflare に接続します。Cloudflare を開く…をクリックすると、ほとんどの権限が入力済みの状態で Cloudflare のトークンのページが開きます。
  3. 権限の行を 1 つ追加します:Account › Cloudflare Tunnel › Edit。トークンを作成してコピーします。
  4. Cloudflare API トークンに貼り付けて、接続をクリックします。トークンはキーチェーンに保存されます。
  5. サブドメイン(www など。ドメインそのものを使うなら空欄)を入力し、ドメインを選びます。使われるアドレスが表示されます。
  6. 使うをクリックします。Pancake がこの Mac のトンネル(初回のみ)と、名前をトンネルに向ける DNS レコードを作ります。

サイトがオンラインになると、カードにアドレスが開くと QR コードとともに表示されます。HTTPS の証明書は Cloudflare が用意します。

メモ

まだ Cloudflare にドメインがない場合は、cloudflare.com で登録してドメインを追加します。Cloudflare が、レジストラで設定する 2 つのネームサーバを表示します。そのあと Pancake で更新をクリックしてください。同じ名前の既存の DNS レコードは、CNAME でなければそのまま残します。

設定 ▸ Cloudflareには、ドメインと、それを使っているサイトが表示されます。切断…では、Pancake の DNS レコードとトンネルを Cloudflare から削除するか、残すかを選べます。

8.4同時に公開できるサイト数

ShortStackTallStackFullStack
同時に公開できるサイト110無制限
Cloudflare と Route 53 のドメイン110無制限
DDNS の名前110無制限

テストリンクと自分のドメインは合わせて数えます。数は同じ iCloud にサインインしているすべての Mac で合算します。ある Mac が ShortStack のサイトを公開している間は、別の Mac で 2 つ目を公開できません(Pancake を終了した Mac やオフラインになった Mac は数えません)。どの Mac が枠を使っているかはオンラインペインに表示されます。iCloud を使わない場合は、Mac ごとの上限になります。

下位のプランに変えた場合、上限を超えたサイトはオンラインのスイッチを保ったまま、アップグレードするかほかのサイトをオフにするまで公開されません。

8.5ちゃんと動いているか

外部アクセスがオンの間、Pancake はこの Mac から配信している各サイト(ドメインかテストリンク)を 5 分ごとに確認します。2 回続けて失敗すると macOS の通知(「blog にインターネットからアクセスできません」)が表示され、復旧したときにも通知されます。サイト名の横の点は、直近の結果を示します。FullStack では、同じ通知をスマートフォンにも送れます(プッシュ通知をご覧ください)。

8.6この Mac から直接

オンラインペインで「詳細」をオンにすると、この Mac から直接が使えます。トンネルを使わず、ルータがウェブのトラフィックを Mac に転送し、DNS の名前が自宅のアドレスに追従します。ほとんどの方には Cloudflare のトンネルをおすすめします。こちらは、自分の証明書を使い、仲介なしで配信したい場合の方法です。

  1. ルータのポート 80 と 443 を自動で開く(NAT-PMP / UPnP)をオンにするか、ルータで手動でポートを転送します。Pancake がインターネット上のアドレスと、作成したマッピングを表示します。
  2. 名前を追加をクリックし、サイトと DNS サービスを選んで、blog.example.com や myblog.duckdns.org のような名前を入力します。
  3. サイトをオンラインにします。自宅のアドレスが変わるたびに、Pancake が名前のアドレスを更新します。

DNS サービス:Cloudflare DNS(Cloudflare 経由のプロキシでアドレスを隠すオプション付き)、Amazon Route 53、Duck DNS、No-IP、DNS-O-Matic、Dyn、easyDNS。Route 53 はデプロイ ▸ サーバを作成で保存した AWS のキーを使います。

Let's Encrypt の無料証明書

Let's Encrypt の HTTPS 証明書(無料)をオンにして利用規約(Subscriber Agreement)に同意し、名前の横の証明書を取得をクリックします。Cloudflare と Route 53 の名前は DNS で確認します。それ以外の名前では、ポート 80 を Mac に転送しておく必要があります。証明書は有効期限の 30 日前に自動で更新されます。

自分の証明書

購入した証明書、会社の証明書、Cloudflare のオリジン証明書を使う場合は、証明書をペースト…をクリックし、上の欄に証明書とそれに続く中間証明書を、下の欄に秘密鍵を、PEM テキストで貼り付けます(ファイルを選ぶこともできます)。Pancake は鍵が一致するかを確認して、名前、発行者、有効期限を表示し、対象の名前(ワイルドカードも含む)には Let's Encrypt の代わりにその証明書を使います。

パスワード付きの鍵や .pfx ファイルは、先に変換が必要です。たとえば openssl pkcs12 -in file.pfx -nodes を使います。

注意

Mac から直接配信するサイトには、自宅のアドレスでアクセスできます。また、Mac を起動したまま、スリープさせないでおく必要があります。ソフトウェアを最新に保ち、必要のないときは外部アクセスをオフにしてください。