Pancake Stack › Pancake Stack マニュアル
サイトの取り込み
フォルダ、ZIP、Git、MAMP、XAMPP、Apple Server、公開中のサイト、クラウドバックアップからサイトを移します。Pancake はコピーするだけで、元は一切変更しません。
6.1取り込み元
新規サイトをクリックし、サイトを取り込むを開きます。どれを選んでも、Pancake はファイルをコピーし、サイトのデータベースとユーザを作り、見つけたデータベースのダンプを読み込んで(古いアドレスは新しいアドレスに置き換えます)、サーバを起動します。元のファイル、サーバ、アプリは一切変更しません。
| 選択肢 | 用途 |
|---|---|
| フォルダまたは ZIP から | あらゆるサイトのフォルダやアーカイブ:WordPress、Laravel、PHP、Django、Flask、静的 HTML。 |
| Lovable・Vite から | Vite、Lovable、Create React App で作った React アプリ。 |
| ChatGPT Sites から | ChatGPT から ZIP で書き出したサイト。 |
| MAMP / MAMP PRO から | MAMP のホストとそのデータベース。 |
| XAMPP から | XAMPP のサイトとデータベース。 |
| Apache の設定フォルダから | macOS 自身の Apache、Homebrew の Apache、サーバからコピーしたフォルダ。 |
| Apple Server から | Server.app が動いている古い Mac のウェブサイト。 |
| 公開中のサイトから | ホスティング上のサイト。SFTP か FTP で、データベースごと取り込みます。 |
| GitHub / GitLab から | 任意の Git リポジトリ。 |
| クラウドバックアップから | Pancake Cloud、または MAMP Cloud のバックアップ。 |
6.2フォルダまたは ZIP から
- フォルダまたは ZIP からを選び、フォルダか ZIP を選択…をクリックします。
- Pancake が、見つけたもの(「Found: WordPress」など)、配信するフォルダ、読み込む
.sqlのダンプを表示します。 - サイト名を確認します。ダンプが WordPress 以外の公開中のサイトのものなら、置き換える旧サイトのアドレスにそのアドレスを入力すると、リンクがローカルのコピーを指すようになります(WordPress のアドレスは自動で見つけて置き換えます)。
- 読み込みをクリックします。
ChatGPT Sites からも同じ手順です。ChatGPT でサイトを開いて書き出し(Export)を選び、その ZIP を選びます。
6.3Lovable・Vite から
Lovable は Vite で React アプリを作ります。Pancake はビルド済みのサイト(dist フォルダ)をシングルページのルーティングで配信するので、/about のようなリンクも動きます。Pancake は Node を動かさないため、Node の入った Mac でプロジェクトを一度ビルドしておく必要があります:
- Lovable で GitHub に接続するか(Settings ▸ GitHub)、Download codebase を使います。
- プロジェクトのフォルダで
npm install、続けてnpm run buildを実行します。 - Pancake に戻り、GitHub から…かフォルダか ZIP から…をクリックします。Pancake が
dist/(またはbuild/)を見つけ、シングルページのルーティングを自動でオンにします。
Supabase のバックエンドは引き続き Supabase で動きます。ビルドしていないプロジェクトも取り込まれ、ビルドの手順が表示されます。
6.4MAMP、XAMPP、Apache のフォルダから
- 以前の環境のタイルを選び、フォルダを選択…をクリックします。Pancake は、その環境が通常設定を保存している場所を表示します:
- MAMP:
/Applications/MAMP/conf/apache - MAMP PRO:
/Library/Application Support/appsolute/MAMP PRO/conf/apache - XAMPP:
/Applications/XAMPP/xamppfiles/etc - macOS 自身の Apache:
/etc/apache2、Homebrew の Apache:/opt/homebrew/etc/httpd
- MAMP:
- Pancake が見つけたサイトを一覧表示します。取り込むサイトにチェックを付け、それぞれの新しい
.localhostの名前を編集します。 - 求められたら、サイトのフォルダへのアクセスを許可…をクリックし、サンドボックスからフォルダを読めるようにします。
- データベースも取り込むには、以前の MySQL を起動してデータベースもコピー…をクリックします。MAMP はポート 8889 で root/root、XAMPP と Apache は通常ポート 3306 で root(パスワードなし)です。Pancake は名前で各サイトとデータベースを対応付けます。必要なら行ごとに対応を変更してください。
- 読み込みをクリックします。
MAMP PRO のカスタムのサーバテンプレートも取り込めます:設定 ▸ 詳細 ▸ テンプレート… ▸ MAMP PRO から読み込む…。テンプレートをご覧ください。
6.5Apple Server から
Server.app はウェブの設定を /Library/Server/Web/Config/apache2 に保存しており、管理者しか読めません。先に Finder でそのフォルダをデスクトップにコピーし、Apple Server からでそのコピーを選びます。
TallStack 古い Mac からサイトを直接コピーすることもできます。旧 Mac に SSH で接続…をクリックします。
- 古い Mac で、リモートログインをオンにします(システム環境設定 ▸ 共有)。
- Pancake で Mac のアドレス(
oldserver.localなど)、SSH のポート、管理者のユーザ名を入力し、パスワードか鍵ファイルでサインインします。接続をクリックします。 - サイトを選びます。WordPress のサイトはデータベースも自動で取り込みます。それ以外のサイトは、MySQL のデータベース名と、古い Mac の MySQL のユーザとパスワードを指定します。
6.6公開中のサイトから
ホスティング上のサイトをデータベースごとダウンロードし、Mac で安全に編集・テストできます。その後、Pancake でもう一度ダウンロードしたり、変更を公開し直したりできます(公開中のサイトを安全に編集をご覧ください)。
- 公開中のサイトからを選び、サイトのアドレスに
https://www.example.comのように入力します。 - 利用しているホストがホスティングのプリセットにあれば選びます。Pancake がサーバ、ポート、フォルダを入力し、そのホスト特有の注意点(SSH キーしか受け付けないホストなど)を表示します。
- 接続方法を選びます:SFTP(SSH)、FTP(TLS、明示的)、FTPS(暗黙的 TLS)、FTP(暗号化なし)。ホストが対応していれば SFTP を使ってください。
- サーバ、ポート、ユーザと、パスワードか SSH キーを入力します。
- データベースの扱い(下記)を選び、読み込みをクリックします。
- この Mac にコピー(推奨)
- 自由に変更できるコピーです。本番のデータベースには触れません。
- 本番のデータベースを直接使う
- ローカルのサイトが本番のデータベースに接続します。同じサーバへの SSH 経由 TallStack か、VPN や社内ネットワークから直接接続します。変更はそのまま本番に反映されます。
- データベースは取り込まない
- ファイルだけを取り込みます。データベースはあとからサイトのカード(詳細 ▸ データベース)で接続できます。
WordPress では、Pancake が wp-config.php からデータベースの設定を読みます。それ以外のサイトでは、その他のオプションを開いて自分で入力します。Pancake がフォルダを自動で見つけられないときは、その他のオプションでサーバ上のフォルダも指定できます。
ホスティングのプリセットには、海外のホスト(cPanel や Plesk のホスト、SiteGround、Hostinger、IONOS、DreamHost)、マネージド WordPress ホスト(Kinsta、WP Engine、Pressable、Flywheel、Cloudways)、日本の主要ホスト(Xserver、ConoHa WING、Sakura、Lolipop、Heteml、mixhost など)、韓国のホスト(Cafe24、Gabia、Dothome など)があります。
GoDaddy の WordPress は取り込むときに修正します。ほかの場所ではサイトが動かなくなる GoDaddy のシステムプラグインと Memcached のオブジェクトキャッシュを脇に移し、wp-config.php の gd-config.php の行を無効にし、仮のアドレス *.myftpupload.com のままのリンクをローカルのサイトに向けます。
6.7GitHub または GitLab から
- GitHub / GitLab からを選び、リポジトリのアドレスを貼り付けます。
- 必要ならブランチを指定します。HTTPS の非公開リポジトリではアクセストークンを貼り付けます。SSH のアドレスでは、Pancake の SSH キーを Git ホストに追加します(設定 ▸ Git、詳細)。
- サイトに名前を付けてクローンをクリックします。
プロジェクトに composer.json があれば、Pancake が composer install を実行します。Python のプロジェクトは requirements から環境を用意します。
6.8クラウドバックアップから
- Pancake Cloud:この Mac やほかの Mac の Pancake から保存したサイトです。バックアップ ▸ Pancake Cloud を開くをクリックし、サイトの横の読み込む…をクリックします。Pancake Cloud をご覧ください。
- MAMP Cloud:MAMP PRO が Dropbox か OneDrive に保存したバックアップです。MAMP Cloud のバックアップを選ぶ…をクリックし、Dropbox か OneDrive のフォルダの
Apps/MAMP PROからホストの ZIP を選びます。MAMP PRO は必要ありません。暗号化された MAMP Cloud のバックアップは、先に MAMP PRO で読み込んでから、MAMP / MAMP PRO からで取り込みます。